A02:新人薬剤師

【便秘か下痢か】ブリストールスケール【表】

良い便かどうかは、

  • 便の量
  • 排泄回数
  • 硬さ
  • 臭い

などで判断することが出来ます。

この内、便の

  • 硬さ

の目安となるのが「ブリストルスケール」です。

ブリストルスケール

英国ブリストル大学のHeaton博士が、
1997年に提唱した大便の性状と硬さを7段階で分類した指標。
便秘や下痢の診断項目の一つとして使用されている。

【表】ブリストルスケール

■ブリストルスケール 1・2
⇒便秘
硬い便により、肛門を傷つけてしまうことがある。

■ブリストルスケール 3・4・5
⇒目標スケール

■ブリストルスケール 6・7
⇒下痢
細菌感染を起こすことがある。


日頃から、便の性状をよく観察しておけば、
変化があったときに食生活を見直すなど、健康の管理に役立てることが出来ます。

また、医師や看護師に、現状を共有を行う時には、
統一的なスケールで共有するとスムーズです。

患者様との病態の状況の把握と変化の確認
医療従事者間の情報共有の円滑化・最適化のために、
薬剤師は必ず覚えておかなければならないスケールの1つです。

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