A01:現役薬剤師

【薬を知る】ユーロジン錠【インタビューフォーム】

このページでは、【ユーロジン錠】のインタビューフォームをもとに、概要と薬の名前を整理したいと思います。

これらの情報を活用する際には、必ず元の文献を確認してください。

【出典】医薬品インタビューフォーム ユーロジン 改訂第6版

販売名

和名

ユーロジン® 1mg 錠
ユーロジン® 2mg 錠
ユーロジン® 散 1 %

洋名

EURODIN®1mg. TABLETS
EURODIN®2mg. TABLETS
EURODIN®POWDER 1%

名前の由来

記載なし

一般名

エスタゾラム

ユーロジン1mg
ユーロジン2mg

概要

開発の経緯

1960年に1,4−ベンゾジアゼピン骨格をもつクロルジアゼボキシドが開発されて以来、武田薬品工業株式会社において、よりすぐれた抗不安作用及び催眠作用をもつ1,4−ベンゾジアゼピン誘導体のスクリーニングを行い、トリアゾロベンゾジアゼピン誘導体が、一般的に強力な薬理作用を有することを見いだした。

その中からエスタゾラムの催眠作用が強いことが確認された。
その後、各種生物試験及び二重盲検比較対照試験を含む各種臨床試験で、不眠症、麻酔前投薬に有用性が確認され、1975年4月に承認を受けた。

その後、医療事故防止対策のため、ユーロジン散からユーロジン散1%へ販売名を変更し、2001年8月承認された。
2016年10月に武田テバ薬品株式会社が武田薬品工業株式会社より製造販売承認を承継した。

特性と有用性

  1. トリアゾロベンゾジアゼピン系の睡眠剤である。
  2. 効果の発現は速やかであり、途中覚醒の少ない安定した睡眠を示す。
  3. 入眠障害、熟眠障害はもとより、早朝覚醒にも効果を示す。
  4. 神経症性、精神病性、器質性の不眠症、手術前夜の睡眠障害、麻酔前投薬に有用性が認められている。
  5. 承認時までの調査では1,882例中557例(29.6%)に、製造販売後の副作用の頻度調査 (1978年11月時点)では8,731例中1,897例(21.7%)に臨床検査値の異常を含む副作用が認められている。

    なお、重大な副作用として、

    連用により薬物依存傾向、

    連用後投与を急に中止するとせん妄、痙攣等の離脱症状、呼吸抑制、炭酸ガスナルコーシス

    精神障害者に投与すると刺激興奮、錯乱等の奇異反応、無顆粒球症が、

    上記の調査あるいは自発報告等で認められており、類薬(他の不眠症治療薬)で、一過性前向性健忘、もうろう状態があらわれることがある。

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